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狼少女

   Ookamisyoujo_2

 ★映画 『狼少女』 公式サイト

―― 「昭和」と呼ばれていた時代。

 大田明は不思議なことに興味がいっぱいの小学4年生。明の住む街に興行にやって来た「見世物小屋」にも興味津々、客寄せの口上を聞き、やっと手にしたチラシに書かれた演し物「狼少女」が見たくてしょうがない。しかし、学校や親からも見せ物小屋に近づく事は禁止されている。
 そんな頃、明のクラスに都会の香りに満ちた転校生、手塚留美子がやってくる。頭も良くて容姿端麗でオシャレ、あっという間にクラスメイトから一目置かれる存在になり、明はちょっと眩しい思いで眺めていた。
 クラスには、家庭が貧しいことでいじめられている小室秀子がいた。いつしか秀子は、見世物小屋の演し物「狼少女」だと噂が広まり、ガキ大将の光一たちから執拗に追い回されるが、ひょんなことから明と留美子がそれを助けることになった。
 この事件をきっかけに明・留美子・秀子は交流を深めていく。いじめられっ子だった秀子にとって、初めて出来た友達との楽しい日々が流れる。明は少し大人びてみえる留美子に、初めての恋心が芽生えていった。
 そんなある日、明の母・未沙は、手芸店の社長と出会う。未沙が得意とする手編みの腕が見込まれて、手芸店で講師として働くことになった。専業主婦だった母が、頻繁にしかも楽しそうに出かけている。明にはそんな母が浮かれているようにしか見えない。しかも、数日後の夜、父・創と母が離婚について話し合っているのを盗み聞きしてしまう。留美子のこと・両親の不安が絡まって明の小さな胸は複雑に揺れる。同時に見せ物小屋への強い興味は抑えることができないほど高まっていった。
 留美子は留美子で、ガキ大将の光一たちへ仕返しを企てる。その執念に明は子供ながらに不安を感じ、止めようとしたが、留美子は聞く耳を持たなかった。そして、作戦は見事に成功するが、光一たちにケガをさせてしまう。このことは学校でも問題となり、気まずくなった3人の歯車は、すでに噛み合わなくなっていた。
 さらにその夜、父親にひどく叱られた明は、ひとりで家を飛び出す。向かった先は、街外れの見世物小屋……。大人の目をかいくぐり、明が入り込んだ見世物小屋には火噴き男や、口が大きく裂けた女、タコ女にろくろ首が次々と登場する。初めて見る世界で、意識が遠のき出した明の前に、ついに狼少女が入れられた檻が現れた……。

  ********************

私が〝「昭和」と呼ばれていた時代〟などというノスタルジックなキャッチコピーから想像するのは、それこそ戦時中であったり、戦後の成長期の頃・・・ つまり、私自身が生まれる以前の時代を思い浮かべるのですが、この作品の時代背景は昭和40年~50年代に掛けてといったところでしょうか。
つまり、私の子供時代とリンクする訳なのですな coldsweats01
いやぁ~、とうとう私も過去の人扱いされた気分です(苦笑)
そうだよなぁ~、「昭和」だもんなぁ~、「20世紀」だもんなぁ~ shock

実はこのDVDは、最近発売されたばかりのDVD(映画)を注文する際に開いたAmazonサイトにてお薦めとして紹介されていた映画作品でして、それがあまりにも懐かしさを覚える内容だったものだから一緒に買い求めたのですよ。
で、商品が到着して、当初の目的のDVDより先に観てみたのですが、これがもう感涙モノ crying

誰にでも簡単に空高く揚げられるゲイラカイトは、その登場とともにあっという間に流行ったし、秘密基地は遊び仲間の拠点だったし、学校からの帰り道の歩道橋のところでは、何やら怪しげな物を販売していたオジサンも居たよね。
ニットのベスト・・・ ではなくて、〝チョッキ〟を着ていた子は多かったし、鉛筆は鉛筆削り器に噛ませられなくなるくらいに短くなるまで使っては、その後、六面を削って「ヒット」,「アウト」,「ホームラン」などと書き込んで、それを転がして野球ゲームをやったものです。

それにこの作品の重要な舞台である「見世物小屋」は、(今から考えるとトンデモナイ催し物だったのですが)我が町でも桜の花見の頃に河川敷の土手に設営されて、小屋の外壁に描かれたオバケや怪物達にビクビクしながら入場し、大人の背中越しに観たという記憶があります。
私の両親は、そういう小屋には入った事が無いと言うので、たぶん親戚のオジさんかオバさんに連れられて行ったのでしょう。
ただ、その記憶は一度きりでして、それがあまりにも怖かったので二度と入らなかったからなのか、予想を裏切られてガッカリしたからなのか、その後、「見世物小屋」が来なかったからなのかは定かではありません。

それはさておき映画に話を戻すと、ストーリーの展開は予想通り・・・ というか、そうなって欲しいという願望どおりに進んでいくのでして、そうした意味ではこの作品を「つまらない」と思われる諸氏も居るでしょうね。
でもたぶん、私の世代なら、自分の子供時代にダブらせながら感慨にひたる方が多いのではないかなぁ~。
それは単に懐かしいからだけではなくて、異性に対しての憧れとか、差別を受けていた子への態度とか、当時の自分が抱いていながら隠していた気持ち・・・ 今からでは決してやり直す事が出来ない、いわば〝心残り〟を和らげてくれるような、そんな感じだと言えば分かって貰えるでしょうか?

うぅ~ん、上手く伝えられなくて申し訳無い sadsweat01
ただ、私がお薦めする映画だったっていうのは解って頂けたよね。

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コメント

う~ん・・・・この映画は知らなかったな~。
もしかしたらルナティックで上映されるような
マイナー映画だったのかもね?
私はルナティックの回数券を買いましたよ(笑)
今月末に見たい映画があるんですよ。
松山ケンイチの。
本当に良い内容の映画でも宣伝されなくて知られなくて
埋もれてしまった映画もたくさんあるんでしょうね~。

投稿: 未来 | 2008年3月16日 (日) 22時59分

わ~思い出してきました。
あの武丈公園のさくらが満開の時、見世物小屋があって
「蜘蛛女」やその他おどろおどろの出し物。
口上のおじさんが幕の裾を少し上げて、ちょっとだけ見せて
子供こころを誘惑、ついに負けて入って見た恐ろしい蜘蛛女・・・
ということで、私もこの映画是非みます。
こども時代の仲間のことなど、感慨に浸りましょう。
情報ありがとう!

投稿: ドルチェ | 2008年3月17日 (月) 09時33分

♪未来さんへ
回数券だと千円チョットで映画が観られるんですねぇ~。
それなら頻繁に映画館へ通ってみたくなりますよgood
今月末公開の松山ケンイチの映画というと、
永作博美が主演のあの作品のことですなぁ~。
永作さんは多くの作品で見掛けるので、
今回のが〝初〟主演というのが意外でしたけど・・・coldsweats02

ルナティックで良い作品に巡り会えたら、
ブログで大きく紹介して下さいねhappy01

投稿: かめしか | 2008年3月17日 (月) 21時37分

♪ドルチェさんへ
私もこの映画を観ながら、思い出したこともあります。
作品中に出てきた橋と、加茂川に架かっていた一銭橋がダブったり、
学校では、忘れ物の罰で立たされたことも・・・(笑)

武丈では、とらや食堂の近くに見世物小屋が設営されていましたね。
今度、桜を観に行った時には、その場でシミジミ思い出にふけようかなconfident

投稿: かめしか | 2008年3月17日 (月) 21時54分

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