西条市内から石鎚登山ロープウェイ方面へと県道12号線を上がっていくと、黒瀬ダムを過ぎて暫く行ったところに赤い鉄橋があるので、その橋を渡って「石鎚ふれあいの里」の案内板に従って進んでいくと、立派な石垣が見えてきます。
その石垣の上が、かつての大保木中学校(現 大保木公民館)になります。
旧校舎を彷彿とさせる建物ですが、実は、平成16年の台風の際に建物内へ土砂が流れ込む被害に遭っており、現在の建物はその後に再建されたものだそうです。
私の父は、子どもの頃にこの大保木中学校にも在籍していた時期があり、当時は上の写真の手前から奥に向かって真っ直ぐに校舎があったそう。
父のクラスは、丁度、車を停めている付近にあって、「B組」だったそうです。
クラス名がアルファベット表記だったというのが意外ですな 
入り口近くには、大保木村が西条市に合併した時の記念碑がありました。
レリーフの天使が、まるっきり日本人顔ですなぁ~。
いや、可愛いんだけど、天使というよりも金太郎のようであります 
レリーフ像といえば、なんとこちらには野口英世の像もあります。
制作者の伊藤五百亀(いとういおき)さんは、日展評議員や日本彫塑会監事なども務められた彫刻家であるとともに、黒瀬出身で大保木中学校の美術教員でもあったという地元にゆかりの深い方です。
そのような事から、西条市内各所には五百亀さんの作品が数多く設置されており、実は先ほどの合併記念碑も五百亀さんの手によるものなんです。
この野口英世のレリーフ像、元々は昭和31年5月に黒瀬小学校へ建立されたものなのですが、その黒瀬小学校がダム建設により水没することになり、昭和45年9月に大保木中学校へと移転されました。
しかし、平成16年9月の台風21号による土石流被害を受け、土台からなぎ倒されたレリーフ像は、その後長いあいだ手つかずの状態で屋外に置かれたままになっていたのですが、今年になって同中卒業生を発起人とする有志の手により再建されました。
よく見ると鼻の一部分に凹みがありますが、これは土砂災害の時に付いたものであり、災害の記録としてそのまま残されたのだそうです。
この日、同行していた両親が公民館の周りを散策していると、上の畑にトウモロコシが栽培されていたのを見つけたので譲って(売って)もらおうと近くにいた農家の方に声を掛けたところ、その方が父の兄と同級生だったそうで、なんと袋一杯のトウモロコシを頂いてきました。
「適当にちぎったけん何本あるか分からんけど、数が悪かっても気にせられんよぉ~」 と言われたそうで、本数を気に掛けるところは昔気質(?)の人ですね。
他人に物を贈る際には、4(死)や9(苦)の数字、更には偶数は縁を分けるといって避ける人というのは、今も結構居るのかな?
ちなみに、頂いたトウモロコシの数は11本ありました 

農家の方に声を掛けてまで欲しかったトウモロコシは、現在店頭で主流のスイートコーンに比べると粒が大きくて固めのタイプ、いわゆる〝トウキビ〟ってやつですな。
沢山頂いたので、半分は焼いて、もう半分ほどは茹でて食べました。
あぁ~~~~~、美味かったなぁ~~~~~!! 

そうそう、美味かったといえばコチラの紹介も忘れちゃあイケナイ。
旧大保木中学校の近くには、旧高嶺小学校の校舎を利用した石鎚ふれあいの里があるのですが、そちらの食堂では毎月2日間だけの〝田中さんが作る特性カレーセット〟というメニューがあります。
食後のコーヒー・ケーキセット付きで1000円なのだ 

チーズケーキの付け合せに「ソラ豆」がぁ~~~! 
そういえば、カレーには〝畑の肉〟大豆も入っていましたなぁ~。
私、小豆に枝豆に納豆などなど、豆はなんでも好きでありますよ。
これで、性格がマメであれば言うことは無いのですが・・・ 

こちらの食堂では、アライグマさんが草木染めをしたストールも販売されています。
いろんな色あいのものが各種取り揃えられていますが、上の写真のストールは、色染めの作業を7回も繰り返して着色したのだそうですよ。