映画・テレビ

このウォーリーは隠れてません

Walle

今週末5月5日(土)午後7時30分より、NHK総合チャンネルにてCGアニメーション映画『ウォーリー』が放映されます。

 

   ********** あらすじ **********

29世紀。地球の大気圏は、煤けた雲状のスモッグに覆われていた。荒れ果てた地上はゴミの山。そこには、人間はおろか生物や植物の気配すらなかった…。
無人の高層ビル群と、ゴミの塊を積み重ねてできたタワーの間を縫うように、一台の小さなロボットが移動している。彼の名はウォーリー。地球に残された最後のロボットだ。
ゴミをキューブ型に圧縮、それを積み上げ、地球をキレイに片付けることが彼の任務だった。たったひとりで働き続け、既に700年という時が流れていた。
ウォーリーは、ゴミの中から古い玩具や食器、指輪ケース、ライターなど、“宝物”を見つけては、住まい代わりのトレーラーに持ち帰ることを楽しみとしていた。いちばんのお気に入りはミュージカル映画「ハロー・ドーリー」のビデオで、主人公を真似て踊ったり、歌ったり…。しかし、男女が手を握るロマンティックな場面では決まって寂しい気持ちになるのだった。
そんなある日、巨大な宇宙船が空から降りてきて、中から真っ白に輝くロボットが現れる。彼女の名はイヴ。まるで天使のようなイヴにウォーリーは一目で恋をした。しかし、懸命に何かを探しているイヴは、彼を相手にしようとはしない。
数日後、猛烈な砂嵐が二人を襲った。ウォーリーはイヴを自分のトレーラーへと導き、そして数々の“宝物”をイヴに見せる。そのいくつかに興味を持ったイヴは、次第にウォーリーとも打ち解けていった。ところが、ウォーリーがとっておきの宝物である小さな植物をイヴに見せると、彼女の身体から放たれた光線が植物を包み込んだ。そして、一瞬のうちに植物がイヴの身体に取り込まれ、突然彼女はフリーズしてしまう。
ウォーリーがイヴを看病していると、宇宙船が再び出現、彼女を連れ去っていった。ウォーリーは、飛び立とうとする宇宙船を追いかけ、その船体に必死にしがみつく。それは、想像もつかないほど壮大な冒険の始まりだった…。

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公開当時に、その予告編を観て「面白そうだなぁ」と思いつつも結局は観る事も無く、DVDも購入していなかったので、この機会に観てみます。

 

あと、同日午後9時からはフジテレビ系列の放送局にて映画『阪急電車 ~片道15分の奇跡~』が放映されます。

私はこの作品はDVDで観たのですが、なかなか感動したラストでしたのでご紹介しておきましょう。

群像ドラマとしては、この作品と対照的だったのが映画『海炭市叙景』でした。

『海炭市…』では、大勢にどう抗ってみたところで、どうにもならない切なさや閉塞感が現実味として迫り、人生においてそうそうドラマチックな展開ばかり起こるものではないと訴えてきているようでした。

しかし同時に、悲しみや弱さを抱えながらも、これからの生活を築いていこうとする人の強さの一片も感じられました。

それからすると、『阪急…』は出来過ぎた話の展開だなぁ~と感じてしまうのは少し意地悪な見方かもしれませんが、途中までの緊張がラスト近くで安堵に変わり、観終わった時に暖かい気持ちになれるのは良いですね。

『海炭市…』は、映画館の広いフロアで独りで観たせいもあってか、結末が辛いと言うか寂しいと言うか、「やっぱりそうなってしまったか…」といった空しさたるや相当なものでしたからねぇ。(苦笑)

映画作品としては良質だとは思うのですが、あのラストはやはり気持ちが沈んでしまうので、何度も観たいかと言えば…。(汗)

 

それから、同日の深夜25時15分(5月6日午前1時15分)からは、地元局のテレビ愛媛では映画『ハーフェズ ペルシャの詩』が放映されます。

評判によると、イラン版「ロミオとジュリエット」といった純愛ストーリーのようでして、これはまた違った意味(気恥ずかしいとか)で何度も観ることは無いかもしれませんが、なにしろ麻生久美子の海外初進出作品ということで、一度は観ておきたかった作品なんです。

テレビ愛媛は、毎週土曜日の深夜枠でマイナーな(?)映画作品をオンエアしているので、興味のある方は要チェックですぞ!

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『大津波のあとに』 『槌音』

Ookawa

 ■ 映画 「大津波のあとに」 「槌音」 公式サイト

 

『大津波のあとに』は、震災2週間後の被災地を撮影したドキュメンタリー作品。

冒頭には破壊された街並みが延々と続く映像が流れる。

眼前に広がる光景に只々圧倒されているようだ。

 

森元監督いわく、「最初のうちは被災地の人々にカメラを向けることが出来なかった」との事。

現地に滞在して暫く後にようやく地元の人と対話する場面が出てくる。

その方々は身内が亡くなったり、行方不明になっているそうだ。

にも関わらず、その語り口はとても穏やかに感じた。

 

大勢の児童達が津波にさらわれ、後にその避難誘導方法について批判を浴びていた小学校もスクリーンに映し出された。

この小学校に通っていた子の父親が、レンズの前でインタビューに答える。

「たぶん子供たちは校舎の2階に避難しているだろうからと、震災の翌日に迎えに行ったんですよ・・・」

しかし、わが子はそこには居なかった。

そこで目の当りにしたのは、全てが押し流されて土砂に埋まった校舎の残骸。

その場に辿り着く途中で話には聞いていたが、俄かに信じられなかった。

しかし、その校舎を見た途端に、そんな一分の望みも絶たれてしまった。

その日は、やはり同じ小学校に通う子の父親と一緒に、泣きながら帰ったそうだ。

 

全てが無くなってしまった自宅の跡地で、写真撮影をするお婆さん達。

「ほら、可愛いでしょ。」と微笑みさえ浮かべながら孫の写真をカメラに向ける。

「この写真だけでも見つかって良かった。」

 

泥に埋もれて汚れてしまった卒業証書を、懸命に拭き取っている先生達。

何処の学校でもそうであるように、卒業生一人ひとりの名前が心を込めて書き入れられ、用意されていたものだ。

「離れ離れに暮らすようになっても、成人した年にまた皆でここに集まろう。」

 

『槌音』では、震災前の賑やかな光景と震災後の廃墟が重なる。

あの日、家族で演奏した家は、いまはもう無い。

あの日、祭りの獅子舞が舞った庭も、見る影は無い。

あの日、仲間を見送った駅は、瓦礫と化してしまった。

 

あの日、あの時まで、こんな惨事に遭おうとは誰も思っていなかった。

しかし、映し出された場面は、紛れも無く現実の光景である。

あの日を境に、幸せな生活が大きく歪められてしまった。

 

この作品にはBGMも無ければ、ナレーションも無い。

強い風切り音がその場に居るような錯覚を起こさせる。

しかし、映写が終わると何事も無かったように元の生活に戻れる自分が居る。

被災した人々に対し、少し後ろめたい気持ちになる。

 

とはいえ、全くの他人事と思ってはならない。

不慮の出来事なんて、そもそも誰にでも突然に起こるものだし、それが必ずしも想定内の規模とは限らないのだから。

 

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Lunatic

映画『大津波のあとに』『槌音』は、シネマルナティックにて本日より2月3日(金)までの一週間公開予定です。

Lunatic2

午前の部は10時から開始でしたが、早めに家を出たのと、車の流れもスムースだった事もあり、50分も前に到着してしまいました。

近くの商店街の店も殆どが開店前でしたし、観客も何人集まるか予想できなかったのでその場を離れられず、扉の前でずっと待っていましたよ。

 

上映終了時は正午となった為、近くで昼飯を食べようと大街道を歩いていたところ、ここぞと思うところが無いままに、結局、城山のロープウェイ駅手前のえひめイズムに到着。

土産物の物色がてら、ここで昼食としました。

Taimeshi

隣りの席のお客さんが美味しそうに食べていたので、鯛めし定食を注文。

Taimeshi2

まず、出汁に卵を溶いて、そこへ鯛の刺身と海藻と海苔を入れます。

お櫃から茶碗に盛った御飯に、先ほどの具入り出汁を適量かけて食します。

御飯の量が物足りないと感じたのは、ある意味、食が進んだからかも?

フードコートのような場所(?)に似合わず、刺身も美味しかったです。

どうもご馳走様でした。

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0(ゼロ)からの風

Zerokara

2007年5月12日、息子を事故で亡くした母親役で主演した映画「0(ゼロ)からの風」公開でインタビュー。
「脚本を読んだ時から加害者が憎くて憎くてしょうがなかった。撮影中は、加害者役を演じた俳優さんとも顔を合わせなかったし、犯人呼ばわりして口もきかなかった。演技が終わっても、1人で泣いてしまうことが多かったです。こんなにも役になりきった映画は初めてでした」

 2011年4月21日 asahi.com より引用

 

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以前に購入したものを参考に、推薦商品を紹介したメールがamazonから時折届きます。

本日届いたその中に、「0(ゼロ)からの風 [DVD]が2011年11月25日に発売されることを、ご案内いたします。」の一文がありました。

私は幾つかの商品を纏めて注文していますので、とりあえずカートに入れておきましたよ。

生命(いのち)のメッセージ展は、これまで日本各地で開催され、来月には100回の区切りを迎えます。

映画「0(ゼロ)からの風」は、それらの展示会場であったり、交通安全の啓蒙、被害者支援の啓発を目的とした各種イベント会場にて上映されていた作品です。

そして、この春に亡くなられたスーちゃん・・・ 田中好子さんの最後の主演映画でもあります。

DVD化された事により、これまでそうした機会に巡り合わなかった多くの方々にも観て欲しいですね。

 

この春、未曾有の大災害により多くの方々が犠牲になり、生命の尊さというものを改めて考えさせられました。

それでも・・・ 今もなお、飲酒運転による事故が絶えません。

何故なんでしょうか。

 

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BALLAD 名もなき恋のうた

Kureshin

私が映画作品を観るパターンは、だいたい次のとおり。

 ① 封切り時に、映画館で観る。

 ② DVD販売を待って、購入して観る。

 ③ TVのオンエアを、録画・保存して観る。

 ④ TVのオンエアを、リアルタイムで観る。

 ⑤ 知人からDVDを借りて観る。

とまぁ、こんなところでしょうか。

別に何らかの主義・主張がある訳ではないのですが、レンタル店で借りて観るということはありませんね。

知人から借りるのは主にテレビドラマが映画化された作品であり、この手の映画のDVDを購入する人はドラマの方もまめに録画して保存しているので、一緒に借りて観ます。
少し前なら『踊る大走査線』に『アンフェア』、最近では『相棒』に『SP』といったところでしょうか・・・ って、書いてて気がついたけれど、ジャンルが偏っておりますなぁ~。

③と④は似ているようですが、保存するかしないかで私の中では大きな格差があるんですよ。

 

『BALLAD 名もなき恋のうた』が「クレヨンしんちゃん」の映画作品が原案となっているのは、封切り時に流れていた予告編でご存知の方は多いでしょう。

このアニメ映画が最初にオンエアされた頃は、丁度、子供達が『クレしん』に夢中だった頃ですから一緒に観たのですが、毎週放送されていたテレビの内容とは一線を画した感じの、大人も魅了する内容に感動したものです。

その後、勧められるがままに観たオトナ帝国も、結構ツボにはまりましたね。
特に、ラスト近くで東京タワーをしんちゃんが駆け上がっていく場面では、BGMの効果もあって感涙モノでしたよ。

戦国大合戦に至っては、当時から「これ、実写化しても良いんじゃあない?」と思ったくらいのストーリーでした。
そしたら数年後に、本当に実現したんですけどね。

とはいえ、「まぁ~、内容はアニメの焼き直しだろうし・・・」と思い、映画館もDVD購入もスルーして、このあいだ放映されたオンエアで初めて観たのですが、これがまた結構・・・

ええやんかぁ~!! Σ(・ω・ノ)ノ

泣かせるやんかぁ~!! (´;ω;`)

・・・と、思わず怪しい関西人になってしまった私。

 

実はこのオンエアの際に録画してはいたものの、これは是非ノーカットで観たいと思い、オンエア保存はキャンセルして『BALLAD』のDVD購入に至ったのですが、原案となった戦国大合戦も合わせて購入。
ついでに言うならば、ついでついでにオトナ帝国も勢いで購入しました。

子供達はというと、とうの昔に『クレしん』は卒業して、現在は『銀魂』とやらに夢中なんだけどねぇ~。(苦笑)

 

つい先日、そのDVDが届いていたので、朝から大雨だった今日はずっと、そのDVDを観ていました。

まずは、ところどころ記憶もおぼろげとなっていた戦国大合戦を観て復習(?)

次にBALLADの本編を観たのですが、アニメで印象に残っていた部分が忠実に再現されていたのは嬉しかったです。
自動車に乗った廉姫を又兵衛が馬で追いかけるも、次第にその距離を離される場面は、最初に観た時から心動かされた場面。
廉姫が炊き出しの手伝いで塩にぎりを握るが、(姫様だから)普段は家事をやっていないので、妙に大きなサイズのものが出来上がってしまうところも微笑ましい。

次に、ひととおり特典映像を観てから、再び本編を鑑賞。
2度目は、主役を演じた草ナギ剛と山崎監督が、アンパンを食べながら解説していたオーディオコメンタリーの音声でしたけどね。

この解説で撮影時の裏話とか楽しめたのですが、実はこの時はじめて斉藤由貴が出演していたのを知った次第。
改めて観るとエンディングのクレジットにもちゃんと載っているんですが、1度目は映像のほうに注目していた為に気付かなかったんです。
あと、役柄に合わせてメイクしていたのもありますが、以前とはだいぶ印象が変わってしまいましたねぇ。(まぁ、そういう私も同じように歳とったんだけど・・・)

さて、これで終わりかと思いきや、オーディオコメンタリーには、ヒロイン役の新垣結衣バージョンも収録されているではありませんか。
勿論、こちらも観ますよぉ~!(3回目)

最初のアニメの分も合わせて、都合4回連続で鑑賞。
それでも同じ場面で、同じように眼をウルウルさせてしまうのは、やはり歳のせいかな。

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この世界の片隅に

Konokata

今週末、日本テレビ系列のテレビ局で放映されるドラマ『この世界の片隅に』は、「夕凪の街 桜の国」の作者でもあるこうの史代さんの同名の漫画が原作です。

太平洋戦争真っ只中の広島を舞台とした話である為に、戦時下における惨い場面もあったりはしますが、殆どのページでは北條家に嫁いだばかりの主人公・すずを中心とした人間模様や、当時の生活様式が解かり易く、かつユーモラスに描かれています。

登場人物たちがそのように朗らかで笑顔を見せる生活を過ごしていたが故に、なせ、このような人々が・・・ と、改めて戦争の無情さ、やりきれなさといったものを感じるのかもしれません。

■ スペシャルドラマ 『 この世界の片隅に 』

8月5日(金) よる9時から

 

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FNS 27時間テレビ

Ebc27

朝からテンションが高いですなぁ~。

久保田アナ、なんだかネットで人気急上昇中・・・ かも?

というか、応援部隊のアフリカダンスの完成度がだんだん上がってきているような気がする・・・。ヽ(;´Д`ヽ)(ノ;´Д`)ノ

それにしても、吉川景子アナって?`;:゙;`;・(゚ε゚ )ブッ!!

はて?

そういや、なんかひと昔前に観た記憶もあるよーな?

正月番組で、トラの着ぐるみ着てたよーな?

あれっ?

 

 

夏の恒例番組となったフジの27時間では、もう何年も前に、テレビ愛媛のマスコット「ビビットくん」が、各局対抗のマスコット相撲で優勝した時には盛り上がりましたなぁ~。

今年はそれ以来、久しぶりに愛媛が注目されている(目立っている?)んではなかろうか。

そうそう、ビビットくんといえば、この相撲大会があった時には、既に2代目が居たんですが覚えてますか?

可愛らしいリス顔にインカムを付け、頭には初代の名残りの電波があり、宇宙服のような未来的な衣装だったような・・・。

だから、初代のビビットくんは、この相撲大会でお払い箱・・・ いえ、最後の花道になるかと思いきや、優勝しちゃったものだから一気に知名度が上昇。

2代目のマスコットは、いつの間にか消えてしまっていました。

チャン、チャン。

 

 

今、〝テレビ愛媛〟で検索をかけたら、局のHPに繋がらない状態でした。

アクセス集中でパンクしてんのか?

あと、〝テレビ愛媛〟でググると、他の愛媛県民放各局もトップページに表示されます。

あぁ~、なんてライバル想いなんだぁ~~~!!(違)

 

 

近頃は夜間もずっと、怪しげな・・・ もとい、為になる通販番組を放映しているので観なくなってしまいましたが、以前、その日の放送の最初と最後に毎日流れていた映像が懐かしいですな。

ちなみに、当時の南海放送のオープニングは、松山城下の街並みの色が段々と明るくなって夜明けを表しているものでしたし、エンディングは夜空にピアノが描かれるロマンチックなものでしたね。

えぇ、愛媛の民放がまだ2局だった頃のお話です。

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私の「正義」と貴方の「正義」

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明日、日本テレビ系列にて放映される番組に、マイケル・サンデル氏が出演するようです。

マイケル・サンデル氏というと、昨年、その著書が大きな話題となっていたので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。

この著書は市立図書館の蔵書としてあったのですが、やはり関心を持たれて借りる方が多いらしく、ずっと貸し出し中でしたので、私は今年になってからようやくこれらの本を借りて読んだ次第です。(;´Д`A

これらの著書には、ハーバード大学および日本の東大での講義の内容などが纏められているのですが、欄外には専門用語の解説もあるので理解し易く、理路整然とした流れの話の進め方はとても読み易いものでした。

サンデル氏も自身の思想を持ってはいるのですが、本書の内容は授業を受けている生徒達から幾つもの考え方を引き出させて討議させる進行役に徹しており、あからさまに自身の思想に誘導しているのではないところが好感が持てました。

その結果、様々な意見は交わされるものの、提議された問題の解が最終的に得られているのかといえば、そうではありません。

また、本書の中で解説されているサンデル氏の思想に全て同調できるかといえば、そうでもありません。

だからと言って無益なのかというとそうではなく、自分が考えている「正義」や「善」といったものが必ずしも絶対的なものではないという事を改めて思い知らされるには十分な内容でしょう。

Sisyanosyo

世の中には、人種、宗教、風土、伝統、教育、思想、環境などの異なる中で育った人々が混在するので、共同でなにかを成そうとすると、時にはその考えが衝突したり、摩擦が起こったりするのはある意味当然の事でしょうね。

とはいえ、それらの違いを全く無くした共同体が理想だとは思いませんし、それらの間に優劣や優先順位を付けたり出来るものでもないというのが私の考えですから、例えば○○至上主義などといった考え方は個人的には支持できません。

自らの身の回りに置き換えた場合、一見上手くいっているようでも、ただ単に誰かの我が通っているだけであり、別の人が我慢しているだけの事例があるかもしれませんよ。

こうした一方的な関係ではなく、それぞれの意見をぶつけてお互いの意思を尊重し合えた上で、最大公約数の関係を結べることが理想で健全なのかもしれませんが、それがなかなか難しいのもまた然り。。。ι(´Д`υ)アセアセ

まずは、自分とは異なる意見が出たとしても直ぐに否定するのではなく、その考え方に至った背景や経緯などを理解しようとする姿勢を表していく事も大切なのではないでしょうか。

 

実のところ、自分の考えが絶対で間違いなく、他人が異なる意見を言えば否定ばかりしている唯我独尊な人に読んでもらいたい本なのではありますが、得てしてそういう人はこの手の本は読まないんだよねぇ~。ε-( ̄ヘ ̄)

 

下に貼り付けたAmazonのページでは、中身の一部を閲覧する事が出来ますので、まだ読まれていない方はご参考まで。

あくまで、「参考まで」ですけどね。( ̄ー ̄)ニヤリ

 

これからの「正義」の話をしよう――いまを生き延びるための哲学 Book これからの「正義」の話をしよう――いまを生き延びるための哲学

著者:マイケル・サンデル
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著者:マイケル サンデル,Michael J. Sandel
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ハーバード白熱教室講義録+東大特別授業(下) Book ハーバード白熱教室講義録+東大特別授業(下)

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「来るでしょう、キシメンブーム!」

Nagoyamen

愛媛の県都・松山市で唯一のアート系映画館『シネマルナティック(Cinema Lunatic)』のホームページがリニューアルされていますね。

以前のHPは少々アングラ感の漂う(?)デザインでしたが、すっきりスマートに一新されて見易くなりました。

今週末から3作品の上映が予定されているようです。

「信さん・炭鉱町のセレナーデ」と、「小さな村の小さなダンサー」の2作品は、どちらも私好みの感動作のようですが、ショートストーリー2作品で構成される「ナゴヤメン映画まつり」もなかなか面白そうです。

ユニークで笑いを誘う作品は、映画館のような場所で、大勢でその場の雰囲気を共有しながら観るのが一種の醍醐味ですな。

その反面、個人的には感動作は独りで観て浸りたいほうなんですけど・・・。(苦笑)

 

アート系映画というと、マイナーでマニアックな作品という印象を持たれている方もおられるでしょうが、だからといって決して一般的でない訳ではありません。

たま~に深夜に目が覚めて、何気なくテレビを点けたら知らない映画が放映されていたりして、その話の続きが妙に気になってしまい、結局最後まで観てしまった経験はありませんか?

私なんか、もう何べんもありますよ。 (;´Д⊂ ツギノヒハ トーゼン ネブソクダヨ

公開時に大々的に宣伝されたりもしないし、テレビのゴールデンタイムで放映されたりもしないんだけれど、そうして深夜枠で細々と放映されながらも自分が感動できる映画作品って、まだまだ沢山あるんだと思います。

こうした小さな映画館では、メジャーでは無いけれどこれは見応えのある素晴らしい作品なんだよっていう映画を、これからも上映し続けていってほしいですね。

 

さて、「来るかな? キシメンブーム!」 ( ̄▽ ̄)

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発見!人間力

Ningenryoku

 生涯学習ドキュメント 『発見!人間力』

キー局であるテレビ朝日では、毎週土曜日の朝6時から放送しているこの番組は、愛媛県では南海放送が毎週日曜日の朝6時から放映しています。

Ningenryoku2

いろんな場所、いろんな分野で頑張っていらっしゃる方々の姿を見ては心を動かされ、休日の朝から感激で泣かされる事も度々あるんですよ。

ひとりひとりの力は小さくて限りあるものなのかもしれませんが、こうして他人に感謝されて、なおかつ自分の生き甲斐となる仕事をされている方には、ただただ尊敬の念を抱くばかりです。

数ある話の中でも、数ヶ月前に放映された富山県の移動マーケット(其の93)の田保さんには、その他人を思いやる気持ちに敬服するとともに、体力的・気力的にも大変でしょうから、これからも元気でと願うばかりです。

この番組の良いところは、その内容もさることながら、先の番組サイトから過去に放映された話の幾つかが動画配信されているので、PCから観られる事なのです。
現在、富山の田保さんの話も配信されていますので、関心を持たれた方はその他の話とあわせて、是非、ご覧頂きたいと思います。

 

このような番組を観たあとでは、この後の時間帯に放映される情報番組で映し出される今の政治のドタバタ劇なんて、バカげて見えますよ。
あんな茶番劇を毎日のように見せられたら、心が荒んでしまうわぃ。

他人から尊敬される人が苦労を抱える一方で、他人からバカにされる人が権力を握っているというのが、この国の現実。

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サマーウォーズ

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 映画 「サマーウォーズ」 公式サイト

金曜日の夜は、テレビで映画番組が2本立てで、どちらもちょっと興味があった作品でした。

で、リアルタイムでゆっくり観たのが「HACHI」で、もう一方のアニメは後で流し見すればいいかなと録画しました。

「HACHI」の原作は、もちろんあの有名な忠犬ハチ公のおはなしでして、それがアメリカ映画としてどのような作品に仕上がっているのか楽しみだったんですよ。

愛犬家で知られるリチャード・ギアの大学教授をはじめ、駅長や駅前屋台の主人の人情味あふれる演技にも好感が持てたのですが、この映画のリメイク元の作品である「ハチ公物語」(1987年公開・日本)の映画のシーンとダブる箇所が多すぎて、逆に違和感が・・・(苦笑)

タイトルも「HACHI」なんて出されると、「HITACHI」と読めたり・・・(爆)

それはさておき、

主人が投げたボールだけ咥えて持ってくるところとか、一緒にお風呂に入る場面などは、主人とハチとの密接な関係を表すのに欠かせなかったのでしょうけどね。

まぁ、ヒネた事を言わずとも、元作品を大事にしてもらったのだと思えばいいかな?
そう考えると、やはり仲代達矢主演の「ハチ公物語」は良い作品でした。

 

一方の「サマーウォーズ」は、昨年の公開時に流れていた予告編の田舎風景とCGのミスマッチさと、「よろしくお願いしまーす」という台詞が印象に残っていただけなのです。

で、観始めたのはいいのですが、オープニングのところで早くも挫折気味。

仮想世界って、あの「セカドライフ」みたいなもの?coldsweats01

それでも、個性ある登場人物が増えるにつれ、なんだか面白そうな展開。

何故、OZが現実に影響を与えるのか解からない部分は、華麗にスルー(笑)

んで、敵キャラとの勝負の方法が、なんと、花札(こいこい)

はは、こりゃあ面白いや。

私も子供の頃から、親戚や従兄弟連中が集まった時には、よくやったよ。
我が家独自のオリジナルルールではありますがね。smile

漫画らしいユニークなキャラクター揃いで楽しめた作品でした。
家族愛というか、一族の絆ってのは良いもんですなあ~。

今年ももうすぐ、お盆ですね。happy01paper

 

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